こんにちは!ぺんぎんです。
今回は、最近読んだ村上臣さんの著作『転職2.0』がとても良本だったので紹介します!
この記事を読んで分かること
この記事を読むことをオススメする人
『転職2.0』を購入するかどうか決めかねている人
この記事を読むことをお勧めしない人
『転職2.0』の要約を読みたい人
~ペンギンってこんな人~
働き方に関しては正社員と派遣社員、フリーランスを経験。職種は営業職と事務職、受付を経験。
そして現在はWebライターとして活動しながらこれからの働き方を模索中。今まで散々キャリアについて悩み、考え、働き方に関する数多くの本を読んできた自己分析ヲタクの私。そんな私が、「読んでよかった」と思った本を、その理由とともに紹介します!
最初に断っておくと、この記事では、紹介する本の「要約」はしません。
本に書いてあることのどこが響くかどうか、ためになるかどうかは人それぞれだと思うからです。
ですのでこの記事では
- 本を購入するかどうか迷っている人
- はじめての転職で不安でいっぱいの人
に向けて書いています!
『転職2.0』を読むことを特にオススメする人はこんな人!
・転職経験が1回以上ある人
・ 転職するための勇気、後押しをして欲しい人
・今の会社を退職したいけれど次のキャリアプランを決められない人
・前職を退職していて、これからのキャリアプランをまだ決めきれていない人
・キャリアにブランクがあって、復職や就職に不安がある人
・自分が大企業向きかベンチャー向きか気になっている人
・いいベンチャーの見極め方を知りたい人
・外資系企業あるあるについて知りたい人
・地方就職・地方転職について興味がある人
・転職エージェントを上手に頼る方法を知りたい人
・自分の経験やスキルに自信がない人でも勝てる面接方法を知りたい人
上記に1つでも当てはまっている場合は是非読んでほしい良本です!!
※ちなみにこちらの本(『転職2.0』)では、従来の雇用形態である「終身雇用」時代の転職活動を「転職1.0」、これからの雇用形態である「ジョブ型雇用」時代の転職活動を「転職2.0」とされています。
『転職2.0』の重要ポイントをピックアップ
『転職2.0』の重要ポイントその1 「タグ付けをする」
この本の真骨頂!
他の本にはない新しい話、かつ最強の概念!
タグ付けするとはどういうことかというと、
「InstagramやTwitterなどのSNSに、「#(ハッシュタグ)」をつけて投稿するのと同じように、自分にタグ付けをして、発信したり、市場価値をアピールしよう」
ということです。
転職活動がうまくいかない理由は、あなたが無能だからではなく、「無タグだから」だったんですね!
具体的なタグは全部で5分類。
・ポジション
・スキル
・業種
・経験
・コンピテンシー
この5分類の例は、巻末付録「タグ分類表」に記載されているので、
- 自分の現時点でのタグを知る
- 今後手に入れたいタグを知る
ためにぜひ活用してください。
この巻末付録だけで元が取れるくらい有益です。
『転職2.0』では、タグ付けの重要性が、わかりやすくたくさん語られています。
『転職2.0』の重要ポイントその2 「ポジションをとる」
ポジションとは、「管理職」、「リーダー」などといった、役職のことではありません。
「役割」のことです。
先述したように、5分類のタグのうちの1つなので、こちらも巻末付録のポジションリストを参考にすることができます。
「大切なのは努力することではない。努力の方向性を見誤らないことだ。」
これは私が尊敬している知人のフリーランスの人の教えです。
そうは言っても、みなさん、「それはわかってるよ。でも正しい方向性ってなんだよ!」って思いませんか?(笑)
きっと、大なり小なり働く人全員が思っていることです。
そんな迷える人全員に使えるノウハウが、この、「ポジションをとる」「目標とするポジションを意識して戦略的に転職する」ということです。
最近、「IT業界は今後も伸びる!IT人材になれ!」といった類のことを頻繁に耳にするようになりました。
どうしてそれが推奨されているのか、それもこの「ポジション取り」に関係しています。
ポジション取りにおいても、IT業界は強いんですね。
とは言え、需要の多い「熱い」ポジションを、現在の自分があまりにもかけ離れている場合、一足飛びにそのポジションに移ろうとするのは危険です。
巻末付録を参考に、2手先くらいまでのポジションとキャリアパスを設定しましょう。
自分の目標とするポジションが明確になれば、その途中のキャリアのポジションが一般的には熱いポジションではなくても、自分にとっては熱いポジションになります。
『転職2.0』の重要ポイントその3
発信する&ネットワークづくりをする!
転職2.0におけるネットワークとは、
- 「人脈」よりももっと広く浅い
- 友達の友達の友達くらいまで含まれるゆるやかなつながり
のことです。
一緒に仕事をしたことのない人も含まれます。
自分にタグ付けをして、ネットワークを構築し、リファラルやダイレクトソーシングで転職する可能性を高めている人は我慢する働き方とは無縁のまま一生を生き残ることができます。
『転職2.0』を読んで、自分のポジションをとろう
『転職2.0』は下記について興味があったり、無性に惹かれたりする人にもオススメです。
- IT
- 営業
- プログラミング
- 英語
- カスタマーサクセス
- イノベーション人材
- 副業
また、求人の探し方や会社の見方も具体的に詳しく書かれています。
誰でもすぐに実践できるものばかりです。
私は今まで
- 複数のビジネス系YouTuberのたくさんの動画
- インフルエンサーの著作
- インフルエンサーブロガーのブログ
などを通してビジネスのことたくさん学んできました。
この『転職2.0』には、今までに聞いたことがあることもありましたが、タグとポジションについては、はじめて知りました。
私自身も、次にどのような会社に転職するかなかなか決められずもがいていたところだったのですが、この本を買って読んだことで、
・自分のタグを発見し
・これから目指したいポジションとそのステップ
・逆に捨てる選択肢(目指さないと決めたポジション)
についてはっきりさせることができました!
よって、ようやく迷いなく仕事に応募できるようになりました!
はじめて転職をする人は、とっても不安でいっぱいだと思います。
私もはじめての転職のときはとても不安でした。
考え込みすぎて帰りの電車で、何度も降りる駅を乗り過ごしてしまいました(笑)
私の場合は家族や友人が背中を押してくれましたが、皆さんが必ずしも同じ状況ではないと思います。
そういうときもこの本がきっと支えになります。
一度転職を経験すると二回目以降はそれほど大袈裟なものではなくなります。
転職してはじめてわかることだってあります。
矛盾していますが自分のポジションを設定するためにも転職経験が大事です。
私は新卒で営業職を経験し、次に事務職を経験したことではじめて、
「自分には営業職の方が向いている」、「少なくとも自分は営業職の方が好きだ」ということをはっきりと自覚しました。
どんどん転職できる人になりましょう!
そしてどんどん市場価値を高めていきましょう!